【話すために必要な文法はコレだけ #4】主役になれない「副詞」だけど、実は話す上では欠かせない”名脇役”!

Hanasutame2

 

今日の話すために必要な文法は・・・・「副詞」です。
副詞は、名詞や形容詞と違って「
聞いたことはあるけど、なんだっけ・・・」という方がたくさんいらっしゃると思います。

実際、名詞や形容詞と違い、副詞は英文の中でS V Cなどのどれにも当てはまらない”脇役”です。でも、『英語を話す』上では欠かせない名脇役なんですよ!


【ポイント1】
副詞とは名詞以外のことば動詞、形容詞、副詞、文)を修飾する表現」
Tom is really cool. (ほんとにカッコイイ)
→「どれだけカッコイイ(形容詞)か」を副詞”really”で補足しています。


【ポイント2】
まず副詞は
置く場所に気をつけましょう!

(1) 修飾したいものの前に置く副詞
Tom is really cool(ほんとにカッコイイ).
→ 副詞”really”を、修飾したい形容詞”cool” の前に置いていますね。

  • 程度 absolutely(絶対に), too(あまりに), so(すごく) ,really(本当に), quite(かなり)など
  • 頻度 always,(いつも),nearly(ほとんど), frequently(しばしば), sometimes(時々), occasionally(時々), seldom(めったに〜ない), never(決して〜ない)など
  • 確信の度合 certainly,(確かに),surely(確かに), probably(おそらく), maybe(たぶん), perhaps(たぶん), possibly(場合によって)など
  • 発言態度 Happily(幸いにも), Clearly(明らかに), Frankly (正直なところ), Strictly(厳密に言えば), Seriously(本当のところ), According to(〜によると)など

全部を覚えようとすると大変なのですが、覚えるほどに言いたいことの表現の幅が広がりますよ!

(2) 修飾したいものの後ろか、文末に置く副詞
Tom works hard.(一生懸命働く)
→ 副詞”hard” を、修飾したい動詞”work”の後ろに置いていますね!

  •   yesterday,  last week,  next month  など
  • 場所 at home,  in the building  など
  • 様態 (どのように行為がなされたか?のこと) fast,  hard,  with my hand(自分の手で), 
    by 2 seconds  など


【ポイント3】
副詞を重ねて使うときの順番を覚えましょう!

様態→場所→時間 が基本! 
He worked hard   in the office   last night. 
      様態  →   場所   →  時間


【ポイント4】みんなが間違える注意点!

 thereとabroadは副詞だから前置詞をつけたらダメ
前置詞がつくのは「名詞」(動名詞など名詞の役割をするものを含む)だけです!

✖️ I go to there.  →前置詞 to はつかない!
◯ I go there. あそこに行く

✖️ I studied in abroad. →前置詞 in はつかない!
◯ I studied abroad. 私は留学しました

いかがでしたか?この4つのポイントだけをおさえて、少しずつ使える副詞を増やしていきましょう!

(ライター:保呂田友里

 

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