まだまだある!日本人に多い間違いをまとめました。
ビジネスシーンであなたが何気なく使っている英語……もしかしたら間違っているかもしれません!
1.「近くのレストラン」は “Near restaurant “ ではない
近くのレストランでお客様などを食事に誘うとき、
✖️ ”Would you like to have lunch at the near Asian restaurant? ” と言っていませんか?
形容詞としての “near” は名詞の前に置くことはできません!
”Would you like to have lunch at the nearby Asian restaurant? ”
2. “Close a deal” は「取引を終わる」ではない
相手との取引を取りやめたいとき、
✖️ ”We’ve decided to close a deal.”と言っていませんか?
“close” =「閉じる」というイメージのまま ”close a deal.”と言ってしまうと、逆に「取引がまとまる、契約をする」方向に進んでしまいます。
” We’ve decided to cancel a contract.”
「契約しましょう」は “Let’s close a deal.”ですが、”deal” のこんな使い方も知っていると便利です!
“It’s no big deal! “ 「たいした問題じゃないです!」
“It’s a deal.” 「(大人同士の)約束です」
ビジネスシーンで「約束」というとき、”It’s a promise.” は子供っぽいので使わないようにしましょう。
3.「〜について議論する」は “Discuss about〜” ではない
「この件について議論しましょう」というとき、
✖️ “Let’s discuss about this issue.”と言っていませんか?
「議論する」という動詞 ”discuss”は他動詞なので、後ろに直接目的語をとります。
“Let’s discuss this issue.”
これ、帰国子女の同僚も、元上司の外国人も間違っているのを目撃したことがある要注意ワードです。
4.「午後5時頃そちらにお伺いします」は“I’ll go there around 5 P.M.”ではない
「午後5時頃、そちらにお伺いしますね」というとき、
✖️ ”I’ll go there around 5 P.M.”と言っていませんか?
これだと、「午後5時頃こちらを出ます。」という意味になってしまいます。
“I’ll arrive there around 5 P.M.”
“arrive”の代わりに、”I’ll be there.”や ”I’ll get there.”でもOKです。
5.「なくしたモノを見つけました」は“I found out〜”ではない
なくしたパソコンを見つけたとき、
✖️ “ I finally found out the missing PC.” と言っていませんか?
“find out”は情報や事実などの「実体のないもの」に対して使うので、実体のあるモノであるパソコンには使いません。
“I finally found the missing PC.”
“find out”はこんな使い方をします。
I found out the necessary information.「必要な情報を見つけました。」(情報)
I found out that Tom was going to change his career.「彼がキャリアチェンジすることを知りました。」(事実)
いかがでしたか?
日本人がやってしまいがちな間違い、後編もお楽しみに!
(ライター:保呂田友里)