【ビジネスですぐ使える!】目上の人に使うとトンデモなく失礼な表現5選——正しいのはどっち?《後編》

Business26

3. 「今日の会議のポイントは何でしたでしょうか?」

A. What was the point of today’s meeting?
B. What was today’s meeting about?

会議の趣旨がちょっと不明瞭で「今日の会議のポイントは何だったのですか?」と確認したいとき、Aの”What was the point of〜?” と言ってしまうと、「今日の会議は一体何がしたかったんですか?」と、批判的でネガティブなニュアンスになります。
ソフトで丁寧な聞き方をするには、Bが正解です!

 

正解はB!

 

4. 「(賛同はできないけど、言いたいことは)理解しました」

A. OK, I’ve got it.
B. OK, fair enough.

例えば、上司が疲れて仕事が非効率になっているように見えたので「ちょっと休んだ方が良いのではないですか?」と提案したものの、「やらなきゃいけない仕事がたくさんあるから休まない」と返され、「ちょっと休んだ方が絶対効率的なのにな……でも本人にその気がないなら仕方ないな」と思ったときなどは、Bの ”fair enough” 「なるほど、(賛同はできないけど、言いたいことは)わかりました」が便利です。

ポジティブな表現ではないですが、ネガティブでもないので、ビジネスシーンではもちろん、カジュアルなシーンでも使えます!

Aの ”I’ve got it.”(わかった!) には「賛同はできないけど…」というニュアンスはないですし、カジュアルでフレンドリーな表現なので、目上の人には使わない方が無難です。

 

正解はB!

5. 「なぜ日本支店に異動して来られたのですか?」

A. What’s your reason for moving to Japan branch?
B. Why did you move to Japan branch?

「なぜ〜されたのですか?」と理由を聞きたいとき、Bの “Why〜?” を使うと「なんで日本支店に異動なんてしてきたんですか!? 」と相手の意思決定を批判しているように聞こえ、相手をビックリさせてしまうかもしれません。
丁寧でニュートラルに理由を聞くには、Aの “What’s your reason for …ing?” を使いましょう!

 

正解はA!

いかがでしたか?
今回の5つのニュアンスも覚えて、実際に使って自分のモノにしていきましょう!

(ライター:保呂田友里

 

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