【話すために必要な文法はコレだけ #6】仮定法を難しく考えている方必見!仮定法でおさえるべき3つのポイント

Hanasutame6

今日の話すために必要な文法は・・・・「仮定法」です。
「なんか難しそう・・・」という方、たくさんいらっしゃると思います。

でも、こんなことよく言っていませんか?
「あーあ、あのときもっと頑張ってれば自分も合格できてたのにな」とか
「あーあ、あのとき行ってればいい出会いがあったかもしれないのに」とか・・・

そうです、仮定法というのは「もし〜だったら、〜なのになぁ」と現実とは違うことを仮定した上で理想を述べる文法なんです!そして文法は難しく考えずに覚えるしかありません!

・・・これだけです!

ということで、仮定法のポイントをみていきましょう。

 

【ポイント1】仮定法とは、過去・現在・未来の現実と違うことを言う時に使う

「もし〜なら、〜なのになぁ」

「もし〜だったら、〜だったのになぁ」

 

【ポイント2】仮定法はこの3種類を覚えるだけ

  (1)仮定法過去:「もし〜なら、〜なのになぁ」=現在に対する仮定

  (2)仮定法過去完了:「もし〜だったら、〜だったのになぁ」=過去に対する仮定

  (3) ifを使わない仮定法: I wish 

《注意!》 if = 仮定法とは限りません!→ 違いをサクッとおさえましょう。

現実と違うどうかは関係なく単純に「〜だったら」というときは仮定法ではありません。
「もし明日雨なら〜」というように、現実的な視点で未来を述べる(現実に起こりうると話し手が判断したとき)とき。(仮定法に対し「直説法」といいます。)

If it’s fine tomorrow, a party will be held. → If の後ろが現在形 (If it is fine, …)
(もし明日晴れたら、パーティは開催だよ)

 

【ポイント3】仮定法の形:仮定法は難しく考えず覚える!覚えて、あとは使うだけ!

(1) 仮定法過去:現在の事実と違うことを仮定する

「もし〜なら、〜なのになぁ」

If + S +[V過去形 又は 助動詞の過去形(*)+ V原形], S +[助動詞過去形 + V原形]

If I were a bird, I could fly in the sky. 
もし鳥だったら空を飛べるのになぁ(実際は鳥でもないし飛べないけど)

実際の会話で私がよく使うのは・・・
If I were you, I couldn't take it..... 
(私があなただったら我慢できないよ!)=現実は「私」は「あなた」ではないですよね。

 

 (2) 仮定法過去完了:過去の事実と違うことを仮定する

「もし〜だったら、〜だったのになぁ」

If + S +[過去完了形(had -ed)], S +[助動詞過去形+ 現在完了形(have -ed)

If I had been a bird, I could have flown in the sky.  
もし鳥だったら空を飛べたのになぁ(実際は鳥でもないし飛べなかったけど

 

 (3) ifを使わない仮定法: I wish

◼︎ S wish (that) S + 動詞の過去形  「Sが〜ならいいのなぁ

→現在の事実に反する“願望”を表す。
I wish I were a bird.

◼︎ S wish (that) S + had +動詞の過去分詞形  Sが〜だったらよかったのになぁ

→過去の事実に反する“願望”を表す。
I wish I had been a bird.

仮定法は難しく考えず、覚えるしかないんです!悩む前にエイヤっと覚えて、使って慣れるのが一番ですよ!

(ライター:保呂田友里

 

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