<<Abitus x O.N.E コラボ企画>>
〜花粉症のせいで仕事に集中でいない方のための必須フレーズ
今日は「英会話力をつけたいけど、アウトプットする機会がないし時間もない」という方に、週に1回英会話に通ったり、1日25分オンライン英会話で“基本的に講師のほうがたくさん喋っている”レッスンを受講するよりもはるかに合理的で効果的な『アウトプットの方法』をご紹介したいと思います。
それは・・・
「独り言練習法」です。
そもそも「英会話力をつけたいけど、アウトプットする機会がないし時間もない」という悩みを持たれる方は「外に出かけて外国人と話してみよう!」というタイプの方は少ないはずです。もしそうなら、こんな悩みは持たないはずですよね(笑)。
なので、「外で外国人と話せる機会を探すとか無理!」という方にこそ、この『独り言練習法』を試していただきたいと思います。
この方法は別に新しいわけでないので、耳にしたこととか、もしかしたら試して見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。試したことのある方、いかがでしたか?
・・・きっと、「何を話していいかわからないし、ボキャブラリーに限界があるし、内容も自分が思いつくものに限られるし・・・・全然続かなかった!」という方が多いと思います。
そうなんです。よく紹介されている「独り言練習法」は正直、なかなか続かないと思います。英会話は相手がいて会話をアシストしてくれるからなんとか続けて話せるのであって、一人で話すのってけっこう辛いものなんですよね。
それより何より、一番続かない理由は「効果があると思えない!」ということ。
ここで・・・
まず「効果」というとき、「目的・目標」ありきであり、この「目的・目標」に対しての「効果」を計りますよね。『独り言練習法』で「効果が出ない!」と思ってしまうのは、そもそも設定すべき「目的・目標」が間違っているんです!
ご注意ください!『独り言練習法』の目的は「ペラペラになること」ではありません!
・・・「は?ペラペラになれないと意味ないじゃん」と思ったあなた。
「ペラペラ」ということは、誰かとのコミュニケーションにおいて、あらゆる会話に対応できるということですよね。『独り言練習法』で、そんなフレキシブルで臨機応変な英会話力を習得することを期待すべきではありません。なぜなら、「ペラペラ」になる前に必要なステップがあって、『独り言練習法』はそのステップをクリアするための訓練法だからです!
つまり・・・
『独り言練習法』で「効果を実感する」ためには、その”1ステップ前”の目的を理解して設定する必要があるのです!
「ペラペラ」になる前に必要なステップとは、「途中で”あ〜、なんていえばいいんだろ”、”全然英語が組み立てられない”とならずに、”とりあえず”スラスラと英語が口から出てくる状態までもっていく」ということ!ペラペラになる前にまず大事なのは、実は文法や単語チョイスの正しさよりもまずは「英語を続けて話せるようになること」なんです。
文法や単語をどんなに勉強しても、それを使いながら「英語を続けて話す」には訓練が必要なんですよね。TOEIC900点でも英語を話せない人はこの訓練が明らかに足りません。そんなかんじです。
なので、この”ステップ”を知らずに、いきなり「ペラペラ」を目指してしまうので、多くの人が理想に届かずギブアップしちゃうんですよね!
繰り返します。
この『独り言練習法』は、ペラペラの1ステップ前の「英語をスラスラとつなげて発せられるようになるための訓練」として効果的だということをしっかり理解しておいてください。
目的感の理解は、訓練を続ける上でとっても大事です。(何事もそうですよね)
《具体的な方法》ですが、
Step 1: 自分の声を録音できるツールを用意!(レコーディグアプリとか、iPhoneのカメラとかでOK!) Step2: 自分の興味があることをひたすら喋ってみる(必ず録音する)。例えば・・・「朝パンにジャムとバター塗って食べたんだけど、超美味しくて〜」とかでも全然OKです。 =>★★★文法を間違ったり、単語チョイスがいまいちでも「とにかく続けてベラベラベラベラ〜〜〜っと喋り続けること」がスーパー大事です!これができているか?の判断基準は「めっちゃ疲れたかどうか」です。終わった後にめっちゃ疲れていたら、ちゃんとできている証拠!(笑)★★★ Step3: 録音した自分の声を聞いて猛烈反省!(笑) =>自分の声を聞いたら特に最初は衝撃を受けると思いますが、自分の英語がネイティブの英語とどう違うのか?を知るために本当に大事です。「けっこううまく喋れた」と思っても、実際聞いてみると「ボロボロ」だったりするものです。。。
これだけ!
自分でも「ミスだらけだし、ロクな英語じゃない」とわかっていながら喋り続けるのはけっこうツラいですが、それでいいんです。これを毎日15分ずつでもまずは1ヶ月続けてみてください!
Youtubeが好きな方なら、Youtuberにでもなったつもりで喋ってみても面白いかもしれません。
なんでこの方法が「合理的」か?って、相手がいたら相手が一気に喋りまくったりして結局勢いに負けて全然喋れず・・・ってことが実際の会話ではよく起こります。でも「独り言」なら、相手が喋っているはずの時間全部、自分だけが喋ることができるんですよ!何倍もアウトプットできちゃいますよね?!・・・ちょっと寂しい発想ですが(笑)、相当時間の節約にもなるし、アウトプット量も増やせるのでとっても効果的で合理的です。
もちろん、文法は正しいに越したことはないので、並行して正しい文法の知識も入れていったほうが良いですが、まずはぐちゃぐちゃでも「続けて話せるようになる練習をする」ことが、少しでも早く英会話力を習得するのに役立ちます。ある意味、順序の問題ですね。
だって・・・・★★文法だけやってても、英語を話せるようにならないのはみなさん経験を持ってご存知ですよね?
この『独り言練習法』で、なんとなく「つなげて英語を発せられるようになったな」と思ったら、次はインタラクティブな会話力をつけるべく、英会話レッスンにトライしてOKのサインです!
(ライター:保呂田友里)