【アビタス卒業・受講生の皆様に捧ぐ、実務で使えるオススメ4冊!】〜皆さんの市場価値ってこんなに高いってご存知でした?

 

<<Abitus x O.N.E コラボ企画>>
〜アビタス卒業生、受講生に捧ぐ、実務で使えるオススメ4冊!

 

突然ですが・・・
USCPA資格に見事合格された方、これから合格される方…皆様の未来は本当に明るいと思います。これまでの職歴上、国際会計関係の知人や上司がたくさんいますが、どの方に話しても「英語力+会計力のある人』の市場価値は高い!と言っています。ぜひ今の道を突き進んで行っていただきたいと思います!

上に『英語力+会計力』と書きましたが、より市場価値の高い人材になるためにプラスすべきは、やはり『実務力、ビジネス力』ですよね。あと会計の世界だと『コミュ力』の弱めの方が多いので、『コミュ力』が高い人材は付加価値がグンと上がると思っています。

これらの”力”が揃うほどに、”稼げるビジネスパーソン”になれること間違いなし!と思います。
私自身、わりと長く国際会計事務所で外資系企業の経理業務をやっていましたが、すっかりその世界から足を洗った今も、ちょいちょいと外資企業の経理の空きポジションが出た、とお誘いをいただき「就職しちゃおうかな?」と血迷いそうなことが多々あります(笑)給料も悪くないんです。需要があるんだなぁ〜と思うことがよくあります。

ということで、これらの”力”を身につけていくために、「けっこう使える」と思う本を4冊ほどご紹介します。専門性の高い本から遊び感覚で読める本まで、お好きなものをお手にとってみられてください!

★オススメ度No.1 

【机に置いておけば実務でめっちゃ使える本】

『そのまま使える経理の英文メール』新日本有限責任監査法人編(中央経済社)2,600円(税抜)

英語を使った経理実務では、案件によるとは思いますが90%以上は”メール”でのコミュニケーションだと思います。私自身、インド、アイルランド、アメリカ、イギリス等々…様々な国の案件を担当しましたが、時差もありますし、エビデンスを残すためほとんどはメールでのやりとりでした

ということで、メールの書き出しやよく使う言い回しなど、わりとわかりやすくまとめてあるこの本は1冊手元に置いておいて損はないと思います。EYが編集している本なので「未払費用計上」とか「修正仕訳」とか、本社とのやりとりで絶対使う仕訳に関する用語なども当然載っていて、安心ですね。
アマゾン上での評価はちょっと悪かったりするのですが、個人的には別に良い、というか「使いよう」と思います。ベストな英語や言い回しは経験値で自分で構築していくしかありませんから。

★オススメ度No.2 

【本格的に英文会計を学びたい人のための本】

『英文会計のコミュニケーション』新日本有限責任監査法人編(同文舘出版)3,900円(税抜)

こちらもEY編集の専門性の高い本です。
英文会計やUSCPAをお勉強されている方ならもうご存知の通り、ビジネスと会計のグローバル化で、世界各国の大きな関心事はIFRSの導入にあります。 しかしその状況がまだまだ流動的な日本では、海外との間にまだまだ会計基準や言語の”ギャップ”が存在しています。
そんな時代にあって、英文会計に精通することはもちろん、そういった“ギャップ”をうまく埋められる”英語力”と”コミュ力”を持った人材こそが市場価値が高い!というメッセージの中で書かれた本かと思います。本気で英文会計の実務を学びたい方はぜひ気合を入れて(笑)ご購入ください価格も高価ですし…私が持っているのは第1版ですが、第2版ではシレっと400円値上がりしていました!

 

 

★オススメ度No.3

【ワンコインで楽しく読んで学びたい人のための本】

『ビジネス版 これが英語で言えますか』デイビット・A・セイン著(日経ビジネス人文庫)476円(税抜)

英語の本ではおなじみのデイビッド・A・セイン氏の本ですが、ちょっと古いのでもう中古しか販売されてないかもしれません。でも、むしろ定価を出す必要のない気楽な本なので(笑)、中古で購入して読み捨ててください!今ならアマゾンで1円から出品されています。本全体が会計に役立つわけではないですが、途中「これぐらいは話したい経理・会計用語」という章があって、「赤字・黒字」とか「経費で落とす」とか「交際費」とか、経理業務でしょっちゅう使うのに案外言えないような言い回しがたくさん載っています。楽しんで読みたい人はまずはこの1冊で十分です!

 

★オススメ度No.4 

【編集力が必要かもしれないけどまあまあ使える本】

『経理で使う英文メール』岡本幸一著(中央経済社)2,600円(税抜)

著者が米国公認会計士として自社で外資系アウトソーシング業務を提供してきた経験の中で実際に使った表現を紹介している本です。日本企業の経理で海外子会社と英語のやりとりが必要なパターンと、外資系の日本法人で海外本社と英語でやりとりが必要なパターンとで立場を分けて、英文メールを紹介してくれている点は良いです。が!個人的には英語の洗練度がさほど…というのと、事例が具体的に設定されすぎていて多少実務の中で使いにくい(うまく自分の中で編集して使う必要がある)かな?と思うところがあるので、4冊の中のランキングは最下位です!でも、この本にドンピシャ相性の良い方もいらっしゃると思うので一応ご紹介しました。

 

ネットも便利ですが、本の良さもありますよね。
実務においては、その両方を駆使しながら(うまくコピペしながら 笑)経験を積んでいくうちに、どんどんと使える表現が増えてきます!英語(語学習得)は特に、“マネ”して学んでいくことがスゴク大事ですね。

 

(ライター:保呂田友里

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