会計士は記帳者の業務を奪っていくのか?!:英語記事の「5つのポイントを5分で理解する」

 

 

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英語記事の「5つのポイントを5分で理解する」

 

【会計士が記帳者の業務を奪っていくというのは本当か!?】

AIは会計関連業務を奪うか?という論点はよく話題になりますが、会計事務所(または会計士)がAIなどのテクノロジーを駆使した記帳機能を持つようになることで、”会計士が記帳者を脅かしていく”という論点も業界内では話題の一つです。今日はこれに対する専門家たちの賛否を取り上げます。

5つのポイントから概要をつかんでみましょう。

 

【5 points!】

Bookkeepers and accountants are ‘not in competition’, says ICB

1. Tax & Consulting executive director Debra Anderson predicted that technology allows accountants to eat into the market share of bookkeepers and take over the basic bookkeeping issues.

2.Anderson has been able to automate her clients’ very simple bookkeeping to under 10 minutes, so she thinks it doesn’t make sense to have two people reviewing the same information in these very basic situations.

3. The Institute of Certified Bookkeepers executive director Matthew Addison has taken swipe at her comments, saying that they are not in competition despite an overlap.

4. Addison believes the scope of bookkeepers is not limited to data entry and reconciliations, and “good bookkeepers” should provide understanding to the business on the basis of systems that have efficiently created the data, and review and recommend systems.

5. Addison says embracing good bookkeepers enables the accountant to do their interpretation, analysis, advice and compliance work, and it is a far better model of an accounting firm.

 

概要はつかめましたか?日本語訳をCHECK!

 

会計士と記帳者は競争的な関係ではないとICBは言及

 1. Tax & ConsultingエグゼクティブディレクターDebra Anderson氏は、テクノロジーによって会計士が記帳者のマーケットを侵食し、基本的な記帳業務は奪っていくと予想している。

2.Anderson氏は、実際に自身のクライアントのシンプルな記帳を10分以内で行えるよう自動化したといい、こういった非常に基本的なケースにおいて同じ情報を2人の人間がレビューするのは合理的ではないと考えている。

3.The Institute of Certified BookkeepersディレクターMatthew Addison氏は、そんなAnderson氏のコメントに対し、もちろん両者がオーバラップする部分はあろうが競争的な関係ではない、と異議を唱えた。

4. Addison氏は、記帳者の業務はデータ入力と調整だけに限られず、"良い記帳者"というのは、システムが効率的に処理したデータを元に企業に対して理解を与えたり、またシステムをレビュー及び推奨したりできる記帳者であるとしている。

5. Addison氏は、"良い記帳者"を有していることこそが、会計士が基準の解釈や分析、アドバイス、コンプライアンス業務に注力することを可能にし、それが会計事務所のより良いモデルである、と言う。

 

【Tips!】

最初2段落で、賛否両論が展開されていて、それ以下は、各氏の主張が会話引用形式でどんどんと繰り広げられているだけなので、必要な情報を拾いつつ気楽に読んでいける記事かと思います。

わからない単語があった時に、“調べた方が良い派”と”推測して読んだ方が良い派”がありますが、個人的には時間がある時は調べて消化していった方が、長い目で見れば伸びるのかなと思いますね。そもそもわからないものをいくら考えたところでクリアにはならないので時間がもったいというか……。その代わり、調べたときは漠然と意味だけを見るのではなく”用法”(他動詞?自動詞?とか、形容詞としても名詞としても使える?とか)や”その他の意味”もなんとなく眺めるようにして、2回目以降にその単語に出会った時は、「あ〜…前調べたけど、なんだっけ」と、ちょっとグッと思い出す作業を入れていくと定着率が上がります

 

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(ライター:保呂田友里

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