企業のマネジメントはなぜ監査人の意見を無視するのか!?:英語記事の「5つのポイントを5分で理解する」

 

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『Image by miakievy/iStock』

 

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英語記事の「5つのポイントを5分で理解する」を始めてみませんか?

 

【企業のマネジメントの35%以上が監査人の意見を無視?!】

デロイトが発表した調査結果によれば、財務諸表監査における監査人の意見を、企業のマネジメントの実に35%以上が経営上の参考にしていないとのこと。それは、監査が単に財務諸表が適正に作成されていることのお墨付きを与える”守り”の役目と認識されているということであり、これからは監査人の意見がビジネスの経営指標となり得る”攻め”の役目を持つことをもっと認識させるべきだ、というこの記事。

そのために監査人は何をすべきなのでしょうか?

今日はこんな5ポイントを読んでみましょう。

【5 points!】

How financial statement audits deliver key business insights

■According to the Deloitte survey, more than 35% of companies are not taking full advantage of the insights that audits provide to improve their business.
■Financial statement audits are not just a compliance exercise, but also an opportunity to gain knowledge that can generate positive business results.
■Companies that regularly capitalize on insights received from the audit are more likely to have achieved growth over the past three to five years.
■Auditors, management, and audit committees need to communicate frequently to make sure the company is aware of and taking advantage of the insights.
■Auditors need to be trained on judgment and communication so that the client derives maximum value from the audit.

 

 

概要はつかめましたか?日本語訳をCHECK!

財務諸表監査の意見がいかにビジネスのキーとなるのか

■ デロイトの調査によると、企業のマネジメントの35%以上が監査人の意見を経営上の参考にしていない。
■ 財務諸表監査とは(企業にとって)単なる法令遵守の行使の意味合いではなく、ビジネスで結果を出すための知識を得られる機会である。
■ 恒常的に監査意見を活用している企業の多くが3〜5年連続して成長を見せている。
■ 監査人、マネジメント及び監査委員会は、企業が監査人の意見をもっと活用するよう密なコミュニケーションをとるべきだ。
■ 監査人は、企業が監査の価値を最大化できるようジャッジメントとコミュニケーションの観点でトレーニングを積むべきだ。

【Tips!】
前半と後半にそれぞれ”箇条書き”がありますが、箇条書きの周辺はポイントが集まっていることが多いので必ずチェックしましょう。今回の記事の場合、中盤はザクッと読む程度で全体の概要はしっかり掴めます!

この記事の全部を読みたくなった方はこちら↓。

(ライター:保呂田友里

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