【話すために必要な文法はコレだけ #2】「名詞」でマスターすべき4つのポイント

Marudenative2

今日の話すために必要な文法は・・・・「名詞」です。
名詞って、みなさん必ず聞いたことがありますよね。では「英文の中でどういう役割をしているの?」と聞かれたら、すぐ答えられますか?

今日は、『英語を話す』上で必要な、「名詞」の役割を見ていきましょう!
名詞はこの “4つのポイント” だけ押さえておけばOKですよ!

【ポイント1】まず、名詞とは「モノ(人・もの・コト)をあらわす表現」です。

【ポイント2】名詞は、この”3つ”の役割をします。

(1)主語(S)になる:  S V C の S のこと! Tom is a student.

(2)目的語(O)になる: S V O の O のこと!  I like Tom. 

(3)補語(C):S V C の C のこと!  That student is Tom.

◆補語ってナニ?
2文型(SVC)、5文型(SVOC)のCのことです。
2文型では主語(S)の説明をして、5文型では目的語(O)を説明するのが補語(C)です。

例えば…

《2文型》Tom is a student(Tomは学生です。) S V C名詞
  →Tom (S) がstudentである、とTom(S) のことを説明していますね!

《5文型》I named my son Tom. (私は息子をTomと名付けた) S V O C名詞
  → my son (O) がTomという名前であることを説明していますね!


【ポイント3】
名詞を使うときは、数えられる(可算名詞)か、数えられないか(不可算名詞) を区別しましょう!

Q. なぜ区別するの?!・・・それはこういう違いがあるからです。

《違い1》「a/anがつく」のと「複数形になる」のは可算名詞だけです。
(an apple/ apples)
不可算名詞は”数えられない”のだから、a/anはつけませんし、複数形にしてもダメです!
(waterはa waterともwatersとも言えない!)
《違い2》名詞につくことばが違う!
同じ「たくさんの」と言いたいときでも、可算名詞と不可算名詞では違います。
多い」「少ない」を言いたいときの以下の区別だけは、必ず覚えましょう!

apples(可算名詞)/ 不可算名詞(water) 
・たくさんの many apples/ much water 
・ほとんどない few apples/ little water 
・少しある a few apples/ a little water 


Q. 不可算名詞には何があるの?!

「具体的な形がないもの」は不可算名詞と思ってください。

これくらい覚えておけばOKです!

happiness(幸せ)/ oil(オイル)/ water(水)/ coffee(コーヒー)/ sugar(砂糖)/ bread(パン)/ cheese(チーズ)/ wood(木材)/furniture(家具)/ baggage(手荷物)/fruit(果物)/ food (食べ物)/ informationm(情報) 

でも!実は…
たとえばcoffeeは不可算名詞ですが、それは「コーヒーが好きです」と漠然と話すとき。 カフェに入って「コーヒー3つお願いします」と品物としてオーダーしたときは “3 coffees please.” と可算名詞にもなるんです!
“どうとらえるか?
“でコロコロ変わるもんなんだ、ということを頭の片隅に置いていてくださいね。 


【ポイント4】正直、可算名詞も不可算名詞でいちいち区別するのはメンドくさいですよね。
なので、「英語を話す」上では、両方に使えるものを使うのがオススメです!

some / any / a lot of / lots of / plenty of (たくさんの)
 ・all (すべての) 
・most (ほとんどの) 
・enough (足りるだけの) 
・the (その)

いかがでしたか? “英語を話す”上で必要な「名詞」の知識はこれだけです!あとは、実際に使えるようになることが一番大事ですよ!

(ライター:保呂田友里

 

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