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英語記事の「5つのポイントを5分で理解する」を始めてみませんか?
【海外が見る東芝と富士ゼロックスに”共通する原因”とは】
オリンパス、東芝に続き富士ゼロックスの海外子会社で不正会計が発覚しました。優良と言われる大企業であっても経営トップが利益や会計について間違った考え方を持つと起こってしまうこの不正会計問題。社内の隠蔽体質やコーポレートガバナンスの欠如が指摘される中、海外メディアでは東芝と富士ゼロックスに”共通する原因”についてこう言及しています。
今日はこんな5ポイントを読んでみましょう。
【5 points!】
Fujifilm-Xerox Venture Ousts Executives Over Accounting Trouble
■Fuji Xerox said that its chairman and three other executives were stepping down over accounting problems discovered at its operations in Australia and New Zealand.
■Fuji Xerox sales managers in New Zealand and Australia overstated revenue by 37.5 billion yen in the five years.
■Kenji Sukeno, president and chief operating officer of Fujifilm Holdings, said “We will strengthen corporate governance at Fuji Xerox.”
■The episode carries echoes of other recent accounting scandals that have embarrassed corporate Japan such as Toshiba.
■The problems have a common cause between Toshiba and Fuji Xerox: managers who were unwilling to acknowledge that the business they oversaw was struggling.
概要はつかめましたか?日本語訳をCHECK!
富士ゼロックスが会計問題を巡り役員らを追放 ■ 富士ゼロックスは、オーストラリア、ニュージーランドで発覚した不正会計を巡り会長及び役員3名が辞任することを発表。 ■ ニュージーランドとオーストラリアの富士ゼロックスの営業部長らが5年間で375億円もの収益を水増し。 ■ 富士フィルムHDの助野健児社長は「今後は富士ゼロックスのコーポレートガバナンスを強化する」と言及。 ■ このエピソードは東芝といった日本企業を窮地に追い込んだ近年の会計スキャンダルを彷彿させる。 ■ 東芝と富士ゼロックスに共通する原因として、部長らが自分の監督するビジネスがうまくいっていないことを認めたくなかった、という点がある。
【Tips!】
最初の1/3で概要はつかめますが、残り2/3で東芝との比較や今回の不正会計の背景等が語られており、このあたりの情報をどの程度掴みたいかで読む範囲は変わってきますね。興味がありそうな単語があるところだけをスクリーニング読みしていくのも良いと思います。英語記事は全部きっちり読んで理解できなくても概要がつかめればOK、というつもりでどんどんトライしましょう。「ちょっと読むのが楽になったな?」と思えたらそれは伸びている証拠です!
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(ライター:保呂田友里)