
ビジネスシーンではできるだけ自然で丁寧な表現を使いたいものですが、参考書などに書かれた単語や例文は、必ずしもネイティブから見て自然な表現だけではありません。今回は、ネイティブ的「自然」で「丁寧」な表現をみていきましょう!
1. 相手が誘いに乗るか確信がないときの誘い方はどっち?
A. Let’s go out to lunch to discuss that.
B. Why don’t we go out to lunch to discuss that?
「〜しましょう」と誘うとき、日本人は ”Let’s”を連発しがちですが、実はこの ”Let’s”、どんな場面でも使えるわけではありません。Let’s を使うのは、「相手がその誘いにOKしてくれると確信があるとき」なんですね。
よって、確信がないときは、Bの”Why don’t we 〜?”を使って誘うのが自然です。”Would you like to 〜?” でもOKです。
正解はB!
2. 「転勤しました」—会社命令で転勤したときの言い方はどっち?
A. I was transferred from Tokyo to the Osaka office.
B. I got a transfer from Tokyo to the Osaka office.
「転勤する」というときは ”transfer”を使います。
一言で転勤といっても、会社命令で転勤する場合や自ら希望して転勤する場合がありますが、会社命令で転勤が決まったときは、Aの”I was transferred from〜to〜”と受動態にします。
一方、自分で希望して転勤した場合はBの”get a transfer”で表現できます。
正解はA!
後半もお楽しみに!
(ライター:保呂田友里)
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