留学経験がなくても英語を使ったお仕事はできる!
「英語を使った仕事ってちょっと憧れる。でも、英語話せないし……」と諦めてしまっている方、たくさんいらっしゃると思います。
よくわかります、私自身がそうだったからです。帰国子女でもなければ、留学経験もありません。
それでも、これまで外国人アシスタントや外資系事業会社のアカウンティング業務など、日常的に英語を使う仕事をし、今はフィリピン・日本間でビジネスを行っています。フィリピンとのやり取りはすべて英語。そう、留学経験ナシでも英語を使って仕事をすることはできるんです!
ネイティブ的なニュアンスを学ぶには?
今回のテーマは、“ネイティブ的ニュアンス”の使い分けです。
英語を母国語として学んでいない私たちにとって、なんといっても難しいのが英語のニュアンスです。「こういうときはどの単語を使うのかな?」「どの言い回しが正しいのかな?」と常に葛藤しますね。こればっかりは待っていても自然には身につかないのが現実です。だからといって、ネイティブスピーカーやバイリンガルの方には、私たちが「何に困っているのか?」をなかなか理解してもらえない。
そんな葛藤を経てわかったことは、ちょっと残酷ではあるのですが……。
留学経験のない私たちが”ネイティブ的ニュアンス”を身につけるには、たくさん「覚えて」「練習する」以外にないということです。
でも逆に言えばこれ、「才能とかセンスとかに関係なく、誰でもやればできる」ということでもあるんですよ!
ビジネスシーンでとっても便利な “こなれニュアンス”を4つご紹介します!
ネイティブ風に聞こえる”こなれニュアンス”4フレーズ
(1)質問されたけど「正直わからない」ときの"こなれニュアンス"!
会議中などに質問されたものの、正直よくわからなくて答えられない……!そんなとき、日本人はとっさに “I don’t know.” や “I have no idea.”と返してしまいがちです。気の知れた相手ならそれでもOKですが、ビジネスシーンでただ「わからない」だけ答えるのは、ちょっと心象がよくありません。
- 「正直わからなくて質問に答えられない」ときの”こなれニュアンス”はこれ!
- ・That’s a good question. Let me find out for you.
(良い質問ですね。きちんと考えてから回答させてください)
“That’s a good question.” の一言が、「わからなくて答えられない」というネガティブなニュアンスを、「良い質問なので、即席で答えるようなものじゃない」というポジティブなニュアンスに変えてくれるんですね。
ビジネスシーンで「うっ…」となる質問をされたときは、”That’s a good question.”でスマートに乗りきるのが正解です!
後編もお楽しみに!
(ライター:保呂田友里)