【ビジネスですぐ使える!】上司のお願いに”All right !”って答えてない?-日本人がやってしまいがちな間違い12選《後編》

【ビジネスですぐ使える!】上司のお願いに”All right !”って答えてない?-日本人がやってしまいがちな間違い12選《後編》

ビジネスシーンであなたが何気なく使っている英語……もしかしたら間違っているかもしれません!そこで、日本人に多い間違いをまとめました。あなたは大丈夫ですか?!

6.「私は言われた」は ”I was said” ではない

「なんでも後回しにするタイプなんだねって言われちゃった。」というとき、
דI was said that I was a procrastinator.” ではありません。

☞正しくはこう言います。
“I was told that I was a procrastinator.”Procrastinatorは“なんでも後回しにする人”という単語ですが、スマートなビジネスマンであるためにも、ぜひそうならないようにしましょうね!
7.「今(あなたの所に)行きますね。」は”I’m going now.”ではない

誰かと待ち合わせをして、その人のところに「今行きますね」というとき。
דI’m going now.”とは言いません。

“go” は話し相手がいない場所に行くときに使い、話し相手がいる場所に行くときは“come” を使うんです。なので、正しくはこう言います。
“I’m coming.
8. “You are easy to forget.”は「キミ、忘れっぽいね」ではない

話し相手が忘れっぽいなぁと思ったとき、
“You are easy to forget, aren’t you?”
なんていうと、相手が部下だとしてもキレられちゃうかもしれません。

実はこれ、「キミって存在感ないよね!(=キミを忘れるのは簡単だ)」という意味なんです!

☞なので、「キミ、忘れっぽいね」と言いたいときは、こう言いましょう。
You are forgetful, aren’t you?”


「人(you) +be動詞(are) + 難易度の形容詞(easy) + TO不定詞 (to forget)」のとき、

TO不定詞の中の動詞 (forget) の目的語が主語である「人 (=you)」になる、という決まりがあります。(TO不定詞の副詞的用法)

9.「やろうと思ったけどやめた」は”Give up”ではない

「カンファレンスに参加したいと思ってたけど、忙しいので行くのをやめた」は、
דI was going to attend the conference, but I was too busy, so I gave up going.”とはいいません。

“give up”は「何かやっていることを途中で断念する」というときに使うので、「行く予定だったけどやっぱりやめた」(=そもそも行ってない)というときには使いません。

☞こういうときは、「気が変わった」という言い方をします。
“I was going to attend the conference, but I was too busy, so I had a change of my heart.”☞カジュアルな場面では“I changed my mind.” でもOKです。
10. “Recently”は「最近」ではない

「最近、売上が上がってきている」と言いたいとき、
× ”Our sales are increasing recently.”は間違いです。

“recently”は「最近まで〜だった」「ついこの前まで」という意味の「最近」なので現在時制と一緒には使えません!

“Our sales have increased recently.” というふうに、主に過去形か現在完了形と一緒に使うようにしてくださいね。

☞現在時制で「最近は」というときは、”lately” 、“currently”、 ”these days” を使いましょう。
“Our sales are increasing these days. 「ここのとこ売上が上がっています」

☞“nowadays”も”these days”と同じ意味で使えますが、フォーマルな言い方なので、世間一般のことを述べるときやプレゼン、文章で使いましょう。

11. “I’m in trouble” はただの「苦労している」ではない

「ロスに出張したんですが、苦労しましたよ!」を
× “I went to Los Angeles for a business trip and I was in trouble there!”
と言ってしまうと、えっ…ロスで何か警察沙汰になるようなことしちゃったのかな!?」とか「死にそうな目に遭ったのかな!?」と勘違いされてしまいます。

☞ただ「ロスで(言語の壁などで)苦労した」と言いたいときは、こう言います。
“I was in difficulty in Los Angeles.”
☞「英語話すのに苦労した」など具体的な行為で苦労した、はこう言います。
“I had difficulty speaking English.”
 →have difficulty doingで「〜するのに苦労する、困難が伴う」です。
12. “in the internet”は間違い

「必要な情報をネットで見つけました」と言いたいとき、
× “I found out the necessary information in the internet.”は間違いです。

☞インターネットやテレビ、ラジオなどの「電子媒体」は前置詞 ”On”を使って、
“I found out the necessary information on the internet.” といいます。
「電波に乗る」イメージですね。
☞新聞や雑誌といった「紙媒体」のものには ”In”を使いますので、区別しましょう!
“I found out the necessary information in the newspaper” 「必要な情報を新聞で見つけました。」

 

いかがでしたか?
こういうちょっとしたニュアンスを正しく言えれば、よりスマートなビジネスマンになれちゃいますよ!

(ライター:保呂田友里

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